タイトル | <時・色、私たちの暮らしに滲む色彩>展の開催にあたって |
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会期 | 2016-12-14 ~ 2017-03-05 |
会場 | ExhibitionⅠ |
![]() 青い空と赤い夕日、緑の森。時の流れや季節の変化によってさまざまな色に変わる自然のように、目に見えるすべてのものにはそれぞれ固有の色がある。私たちは日常、多様な色に出逢い、色がもつイメージを連想したり、色を通して多くのことを決定する。このように色は至るところで活用されているが、国や時代ごとに変わる思想や慣習によって、その象徴や意味が変わってくる。 今回の展示は、韓国人の認識や生活の中にある色を探して、その価値や現代的な意味を考えるために開催されるものである。伝統的な生活品や現代的な作品において表現された色を中心に、展示の構成は「単色」-「配色」-「多色」である。「単色」では青、赤、黄、白、黒など韓国の文化に主に登場する五つの色の象徴と意味を紹介する。さらに、「配色」と「多色」では、青と赤(青紅)-白と黒(白黒)-セクトン(色とりどりの縞模様)に至るまで、私たちの暮らしに刻まれた色彩の調和を披露する。 伝統から現代まで日常の中で使われてきた色の変化を通して、私たちの暮らしと共にある色の意味と価値を見直し、韓国的な色感が表現される展示をお楽しみいただければ幸いである。 |
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掲載日 | 2016-12-15 |